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越生こだわりとうふ藤屋の嫁めぐみのブログです
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今、埼玉県産在来大豆の豆腐を作る理由

2018年1月24日

実は、埼玉県産の在来大豆との出会いは約5年くらい前にさかのぼる。当時はまだ社長ではなかった4代目が県からの依頼で県産の在来大豆に関する会議に出席した。その内容は簡単にいえば、埼玉県産の在来大豆を残し広めるためにだれか、豆腐を作ってくれないか。というものだった…と思う。

当時のうちは、大豆はやはり産地のものが美味しい!北海道や東北、信州の大豆で作った豆腐の味には、産地でない埼玉の大豆で作った豆腐は劣る…と考えていた。

今もそうだが、うちで作っている国産大豆の豆腐の販売場所は、越生こだわりとうふ「藤屋」のみ。そんなに何種類も、それほど味の変わらない豆腐を作っても売れない。現状販売している豆腐と差別化ができないのであれば、作っても売れ残るだけだろう…。と判断し、会議には参加したが製造を受け入れることはしなかった。当時はその程度でしか考えていなかったので、なんとかしようと頑張っていた方々には大変申し訳ないのですが、詳しい内容はあまりおぼえていないというのが、本音です。

じゃあなぜ、越生こだわりとうふ「藤屋」は今まで埼玉県産の大豆を使った豆腐を作ってこなかったのに、今になって埼玉県産の在来大豆の豆腐を作り販売するのか…。

それは、深谷のもやし屋飯塚さんに出会い、在来大豆の現状を聞き少し興味を持ち、またその方の紹介で今回参加させていただいた昨年の埼玉産在来大豆フェスティバルに伺ったら、なんと5年前に県産在来大豆の普及活動をされていた増山さんとお会いすることができたのです!改めて増山さんのお話やこのイベントを主催されている松本さんのお話を伺ったうえで…

今ならこの大豆を使ったお豆腐をきちんとPRできるのではないだろうか!ちゃんとPRさえできれば、買ってくれる人もいるのではないだろうか?と思えるようになったんです。

そこで、昨年の5月に在来大豆フェアと称し、越生こだわりとうふ「藤屋」で在来大豆のお豆腐を作り販売したところ、1週間のイベントだったのですが、あとから「5月のGWに食べたお豆腐がおいしかったんだけど、ないの?」というお客様が現れたのです!!

そして、松本さんからのお誘いも受け第2回埼玉産在来大豆フェスティバルに参加させて頂くことになり「借金なし」のお豆腐を作り販売しました。在来大豆にたいする意識の高い方が集まるイベントでもあったので、持っていったお豆腐はほぼ完売!!

改めて会場で在来大豆をとりまく環境の現状をきき、「伝えることが出来るようになった今、この大豆をつかって豆腐を作り、たくさんの人に広めていきたいと思ったのです!!」

昨年5月のGWに藤屋で行った「在来大豆フェア」…今年も「第2回在来大豆フェア」として開催したいと思います♪どこの大豆で作るかは、まだお楽しみ…(^^)

 

 

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