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越生こだわりとうふ藤屋の嫁めぐみのブログです
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あれから1年…随分と変わりました~振り返り編~

2021年3月16日

コロナの感染拡大で、全国に緊急事態宣言が発出されてから…ほぼ1年がたちましたね…世の中にもれず、藤屋もこの1年で大きく変わりました

あ、今日のは長文なので読むのが面倒な方は全然読まなくていいですからね~(^^)

1年前の今頃は愕然としていたのを今でも覚えています。今では「越生こだわりとうふ藤屋」の屋号で手作りのこだわりのお豆腐や、そのお豆腐を使ったヘルシーな豆腐スイーツを販売しているお店。というのが、みなさまに一般的に知られている「藤屋」ですが、昔から取引のある卸売業も現在まだ行っております。「越生こだわりとうふ藤屋」の直売店ができるまで(私が嫁に来る前)は、実は何十年も卸売専門でやってたんですよ。

今では取引先もかなり減っていますが、メインで残っているのが近隣の学校給食の納品。これがとにかく大打撃でした!3月~5月までの3ヶ月、学校の休校とともに当然給食がないので注文ゼロ…。6月に学校が再開したものの、すぐに夏休み期間に入ってしまったため、学校給食の納品が正常に戻ったのは9月に入ってから…なので、ほぼ半年間学校給食の売り上げがゼロに近かったんです…正直参りましたね…。

ただ、うちがまだよかったのは人の削減の心配がなかったこと。多くの企業では仕事量の削減で人が余ってしまい、雇用も削減…という話もよく耳にしました(飲食業界や観光業などは今でもまだ問題になっていますが…)。良くも悪くも、ここ1~2年の間製造スタッフが辞めた時に募集をかけても人が集まらず、でも卸の仕事が徐々に少なくなってきていたので、なんとか仕事が回っていた為途中で募集をあきらめ、現スタッフだけで日々の仕事を回せるように仕組みを整えていました。短時間勤務希望のスタッフや家族内への感染リスクを考えて一時休業を希望するスタッフなどもいたため、仕事量と人のバランスは絶妙に保たれていたのです。

3月~5月はお店も様変わりしました。まずは、スタッフのマスク着用、レジの飛沫防止カーテンの設置等の感染防止対策の数々、そして藤屋の「売り」の1つでもあった「試食の全撤廃」。月に2~3回はでていたイベント出店もゼロ。個々に取ってパックに入れてもらっていた揚げ物類の包装販売への変更。合わせてレジ袋有料化への対応。店前キッチンカーでのドリンク類の販売休止。などなど…たぶん2年前の店の様子と比べると全然違う店になっていますよね…。

あとは、当然店舗のお客様も一時的に減ったので、私の苦手分野ネット系の配信もいろいろとチャレンジしました…レシピ動画を撮って、藤屋のYouTubeチャンネルにUPしたりもしました。興味ある方は検索してみてください…予想はつくと思いますが、その後全くやっていませんが…( 一一;)

店舗の方は、藤屋のある立地条件がこのコロナに関しては功を奏していたのか、6月に緊急事態宣言が解除されてからは、徐々にお客様も戻ってきました。特に常連様がたくさん戻ってきてくれたことは、店を続けていく原動力というか、凄く励みになりました!久しぶりにご来店くださった常連様に「早く来たかったのよ~」「やっぱり藤屋の豆腐が食べたくてきちゃった」と言って頂けたのは、本当に嬉しかったですね~(*^_^*)

そして夏~秋~冬…2度目の緊急事態宣言…

常に最大限の感染対策に気をして、やりたいことはがまんしないでやる、わが家でそんな結論を出したのは年が年が明ける前でしたね…。でもね、この生活に慣れてくると、どうしても行きたい場所、やりたいことって意外と少ないものですね(性格的な問題?)あと、私の場合1番やりたいことは家の中でひとりでもできてしまうので…ちなみに仕事終わりの晩酌ね(笑)

そして「コロナ」という言葉を聞き始めた、去年の梅まつりから1年が経ちました。1年前、まさかこの時期にまだ「コロナ」が収束していないとは思ってもいませんでしたよね…

今、こうして会社(お店)を続けていられるから言えることだと思いますが、私にとってはこの「コロナ」というものは「すべて悪」ではありませんでした(今のところ…)。とにかく、この1年間1番考えたのが「家族の健康」でした。もともとあまり外食をする家ではありませんが、特に休校中の3ヶ月間は給食がないということで、食事のバランスを考え、なるべく色んなもの(私の料理の知識内なので限界はありますが)食べるように。その後も、よほど忙しくて帰りが遅くならない限りは、なるべく少しでも作るように心がけました。体調を崩さないように、生活リズムを変えないよう、疲れた時は早く寝る、深酒はあまりしない…(これは私だけか…)。おかげで、この1年間で家族が体調を崩したのは息子と旦那が1回づつ疲れから熱を出した(もちろんコロナではありませんでした)だけでしたね。ちなみにインフルエンザの予防接種もワクチンがなくて誰もしてないです。

そして、会社への影響も初めは「マイナス」でしたが、結果「プラス」になったことも多くありました。

私にとっての一番のプラスは…コロナの特別融資で銀行がお金を貸してくれたこと。もちろん返すお金なので「会社の借金」なわけですが、個人事業者の日々の資金管理をしているものとしては、自分のお金じゃなくても現金が会社(正確には銀行口座なので、会社にはないですよもちろん)あるというのは、心のゆとりに直結するのですよ。

で、心にゆとりができると…まわりに優しくできるようになります(笑)ある勉強会で旦那(社長)が「銀行から融資を受けて、資金繰りに余裕ができてから、妻からの風当たりがなくなった…」言っていたらしいですよ(笑)

工場と店の運営面でも、一度最小限まで人が減った状態で仕事をしていたこと、特に店舗ではできなくなったサービスが増えたので、業務作業ともにすごくコンパクトになりました。

結果…無理せずいろいろなところで「経費の削減」ができました(実はこれはかなり経営にプラスです!!)

これらのプラスを生み出した理由を考えると…とにかく動き続けたことかなと…

で、どんなことをして、さらに今後どのようなことを考えているか…ということになってくるのですが…実はこの記事すでに2日がかりになってまして…そろそろUPしないとなので、急遽前編(振り返り編)にしました(笑)

ということで…続きはまた数日後に…(^^)/

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